2016年8月27日土曜日

夏は本当にホラーハウス

実家は築数十年近く、年月の流れる早さにただ驚くばかりであるが、この夏、夜になると、アレが出てくるのである。
 これほど毎日虫(蚊、ゴキブリ)を見かけるとは思いもしなかった。蚊も、外の草木の植え込みのところから家に入ってくるのはもとより、ゴキブリもこのところ、1~2日に一度は見かけている。

二日に一回、というよりは毎日、という頻度のほうが近く、さすがにおかしいと思い始めた。ひとまずその場での殺処理だけで終わらせていたものの、風呂場で4回くらい(家族情報含め)、脱衣所1回、2F廊下1回、トイレ1回、2F個室1回。これはおかしい。どこかに経路が作られてしまって?いるのだろうか。

穴?と思われる箇所を徹底的に封鎖することにした。

二階には、すでにこわれてしまったためにとりはずしたが、一階と通話できる内線電話がおいてあった。撤去したあとは、土台にしていた金属や、ちぎれたコードや、破れた壁紙、そして、問題の穴、とあって、とても汚らしい感じで放置してあったのを、とにかくふさぐことにした。

ロフトで売っていた1000円のタイル風シールセット(裏はウレタンスポンジ?)を買い、穴をガムテープで覆ってから、その上に貼り付け、クギを打った。

何やらおしゃれ感が感じられるが、はがすとひどい有様。

それでもゴキは沸き続ける。脱衣所の洗濯かご置き場の奥に、丸く壁紙がささくれ立ち、真ん中がへこんだ、穴なのか違うのかよくわからないへこみがある。そこもガムテープでふさいだ。

(書き忘れていたので追記。1Fトイレの換気扇、窓枠と壁の間のせまいスペースに後付したため、枠が折れ曲がって壁面から浮き上がってしまっている。そこもなんとなく気になり、ガムテープですき間を埋めておいた。)


が、ゆうべもトイレに中くらいの大きさのが、こんにちは、していた。不潔物もないし、どうしたものかと考え、経年で壁紙がはがれかけたり、3・11地震の影響で壁の端にすき間があいていることもあるから、その中から出てくるかもしれないと思って、靴用の補修ゴムクリームだのガムテープなどで目張り。
 が、すき間があいているのかどうか疑わしく、カビなどで壁の端も黒ずんでしまっていて、いまいちわからない。

良く考えて、昔トイレ用温風暖房として設置して、壁に埋め込んである装置(故障してからずっと放置)、それに気が付いた。というより、空気の流れに気が付いたというのか。

 昨日の夕方、ほぼ真下の1Fで炊いた蚊取り線香と同じにおいがそこからもれてくるのである。つまり、空気の通る道が、そことつながっているのである。わあ・・・。ここかも・・。温風器が壊れて発熱しなくなったので、吹き出し口がゴキの通路となりはてたか。

すかさずガムテープで、縦にも横にもきっちりカバーして、温風器の吹き出し口はもとより、温風器が壁と接触している根元も、きっちり目張りした。

ゴキブリ退治に定評のあるグッズも設置し、いなくなるのをひたすら願うばかりである。
お願いです。ほんとうにもう、もう来ないでください。お願いします。