国立新美術館に行くまでに、少々歩くが、実家の最寄駅から電車で一本、乗り継ぎなしで行かれることがわかり、便利であった。スギ花粉の吹きすさぶ中、大量に被ばくしながらも行ってまいりました。
記憶にある草間彌生作品の中で見たものの一番古くは、2001年ごろに行った横浜トリエンナーレの展覧会で、鏡を使った無限空間を演出したもの。
子供も1歳、子育てもまだまだしんどかった当時、無限にある何かに、自分の心も預けられたらいいなあ、という漠然とした何かを感じながら見ていたものだった。
写真撮影OKのコーナーのものしか掲載できないが、いくつか載せておく。
この模様を書くには、ものすごい内面エネルギーと集中力が要ると思う。 |
顔がいっぱい。自分の家族や知り合いに似た顔を探すのも、この絵の楽しみ方かもしれない。かわいい顔もいっぱいあるのだが、どこか色使いが毒々しく、無数の目が不気味にはりついている。 |
風呂敷の模様に使えそうな美しい柄。 |
個人的にはとても好きな絵柄。Liquorice allsortsという、袋入り菓子のリコリスキャンディーを連想させる。 |
リコリスオールソーツ。
下半分のオバケのような顔が、どうしても手塚治虫のマンガに出てくるオバケの顔そっくりであるが、案外、どちらかがどちらかに影響を受けていなくもないかもしれない。 |
お土産もののハンカチにプリントされそうな絵柄。 |
こちらも手塚治虫のマンガのオバケの絵を連想させる感じ。 |