桜のほうは、あまり豪華には咲いていなかった。早すぎたのか、散りだしてしまっていたのかはよくわからないが、先日の目黒川と比べると、木がまばらに生えているというのもあるのだが、ずいぶんさっぱりとしすぎていた感じがした。
二子玉川駅のほうに歩く途中、いつもカジュアルフレンチの店を通過しているのだが、5年ほど前に友人とで三人でそこに立ち寄ってランチを取ったことがあった。去年、残念ながら亡くなってしまった友人もその内の一人であったが、仲良くしていただけに、ことあるごとにいろいろと思い出すことが多い。
花見がいまいちだったのもあり、思い出の店に立ち寄ることにした。ランチでもディナーでもない時間帯、おやつだということにして少しおいしそうなものだけ子供と一品づつ選んで取り分けたが、量は多くない上にあまりにおいしかったので、かえって物足りなくなってしまった。今度はまた改めてから来ることにした。
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牛肉のカルパッチョ |
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ゴルゴンゾーラのリゾット |
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バラック風な建物なのでおしゃれ感はまったくないが、川を眺められるテラス席がある。 |
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ピンクの花をつける「カラスノエンドウ」と、紫の小花を咲かせている「ムスカリ」。(多摩川わきの土手産) 手前のものは、翌日に道ばたで拾い集めた桜の花びらを、レジンコーティングしたもの。 |