(ネット画像を塗りつぶし)第一発見者は、娘だった。夜、たまたまテレビを見ようとメガネをかけていたところ、カーテンレールの上のそれを発見したのだという。 |
電撃ラケットと、ゴキジェット(凍らせるタイプ)を私が慌てて取りに行くうちに、カーテンレールを伝ってから床の方に移動してTVの裏の方向に逃げて行き、置いてあった箱下の方に潜り込んだ。それを放っておくわけにはいかない。何が何でもその場で退治である。やらなければ落ち着いて眠ることもできない。
箱のラインに接している、別の黒いラインがあった。疑わしきはすべて疑え、というのはGと対峙するときに重要なことである。
そこをめがけて冷凍ジェットをスプレーしたところ、やはり箱の下側の隅に隠れたそれだった。白くなって動かなくなったので、電撃ラケットでからめとって乗せて、トイレに流し、あとは通過したと思われる一帯をアルコール消毒しておいた。
どこから入ったのかという推測となり、換気用に薄く開けた窓からの侵入も怪しいが、エアコンのドレーン管(排水用の管)からの侵入も相当怪しい。
マンションの補修工事のためにエアコン室外機が移動されていたが、以前エアコンのドレーン管の先に虫よけのために、オーガンジーの巾着(=ネット状の袋)をつけておいたのがついているかを再度確認したところ、工事業者によってしっかり外されていたようだった。
エアコンドレーン管からしたたるのは、Gたちにとって必要かつ大好物である「水」なのだから、狙われないわけがない。(水を手に入れた後は、あたたかい寝床や食料確保である)
一方、ネット情報だが、網戸と壁の間には必ず隙間があり、そこを通れるので、窓を少しでも開けておくと、大きなGでも入ってこれるということであり、かつほとんどの侵入がそのパターンだということだったが、結局どちらから入ったのかは、よくわからない。