今回はなぜあれが大嫌いなのかをきちんと述べたい。
黒くそこそこの大きさがあり、「憎さ百倍」というところにもってきて、逃げる能力がものすごく高い。追うと、這っているくせにすごいスピードで移動して物陰に隠れるため、こちらが警戒と殺気の入り混じった戦々恐々状態におちいる。家に入ったからには、絶対に逃してはならない。
尾の横から二方向に分かれて出ている「突起」も大変気持ち悪い。
調べたところ「尾突起」と言って、空気の流れを敏感かつ超高速でとらえ、驚異の逃走力につなげているということだった。ますますいやな器官である。
が、頭部も良く見れば気持ち悪い。セミ型のように、直線配列上に頭部があるのではなく、カマキリ型で、胴体と違う角度で頭部がついているので、首によって頭部が接続されている感じが少しだけ人間のようなフォルムに見え、「知性を持っているかもしれない」と思わせるところが余計にイヤである。
だが、主観とは別に、大変不潔で雑菌ばい菌・熱処理でも処理できない毒素(食べている腐敗物由来のものなど)を持っている可能性があるそうである。内臓内にも雑菌類があり、つぶしてもとても汚いようである。
見たくない・触りたくない。本当に、外で勝手に食物連鎖内で掃除をするのは勝手にしてくれて良いが、家にだけは、そして半径3m以内にだけは、入ってほしくない。