午後1時前に近所のスーパーで買い物を済ませた。積もり出してしまうと、重い荷物を持つなどしてツルリ、ドスン、といった転倒も意外に簡単に起きてしまいそうで怖かったからである。スーパーでは自分と同じ考えとおぼしき人たちが、気ぜわし気に買い物を済ませて行った。
うっすらと積もりだした雪は、30分ごとに厚みを増していって、夕飯時にはしっかりとした積雪状態になっていた。通勤通学で交通機関を利用せざるを得ない場合、行列や駅の入場制限、乗り物の遅延などがあってなかなか大変である。
それはさておき、夕飯を終えた後、3年ぶりに取り出した厚底ブーツを履いて、徒歩で雪見見物に出かけることにした。
毎日ずっとこれだと、きっと大変だと思う。たまにだから楽しいと思っていられるのだろうから、わずか数日で消えてしまうであろう景色を、楽しんで歩いた。 |
散歩の定番目標物は、神社や公園である。 |
ふんわり積もったパウダースノー。外国人が歓声を上げて、雪に寝そべっていた。日本人よりも本当に楽しんでいる。 |