2021年9月12日日曜日

先日見た、怖いもの

骨格的に多分?男性のように見えた

 

 近所の散歩を済ませて買い物をし、帰途についた途中だった。夕方の、いわゆるたそがれ時となって薄暗い感じだったと思う。治安のよい住宅街で、たしか、行きにはいなかったと思ったのだが、通ろうとした道に足を踏み入れた時だった。前方で「体育座りをしている足」が、こちらを向いて、だしぬけに視界に入ってきたのだ。

 やや坂上で薄暗いので、顔や表情までは確認できなかった。様子がおかしいのは、ひざから下は、何も履いていなくておそらく裸足なのではないかという状態だったこと。

 そういう点から、通行者が気分が悪くなって座り込んだ、という感じでもなさそうなので、家からの締め出しを食らったとか、ホームレスの類だろうか。それにしても骨格の感じからして子供にも見えないし、おそらく男性?のように見えたし、状況が変なので精神状態がおかしいのだろうか。なんらかのトラブルに巻き込まれるのも恐ろしくて近寄れなかった。

 踵(きびす)を返して違う道へと大きく迂回し、前を通らないように避けて帰ったのだが、一体あれは何だったのだろうか。一番もっともらしい結論は、知的障害や認知症を患う男性?が、暴れたり、あまりのめんどうくささに家族にキレられて、少しの間家から閉め出しをくらった、とかだろうか。