スケートをするのは10年以上前からの久しぶりであった。靴が足にフィットしておらず、靴を履いた瞬間から刃が斜めを向いていて、さらにスケートリンクが全く整備されておらずに前の人たちが滑った刃の形で完全にデコボコになっており、滑る前に突っかかって簡単に転んでしまいそうであったので、かなり不安がいっぱいであった。これで全くの初心者だったら、とてもじゃないが滑れなく、ずっと手すりにしがみついて、こわごわと前進するしかない状態であった。
幸い、子供のころに自然の運河の上をすべったりするという機会にも恵まれ、習ったことはないけれども、そこそこスピードを出して滑れるという感覚はあったので、なんとか滑ることはできた。
一緒に行った娘のほうはそうもいかず、時折手すりから離れてがんばってはいたものの、かなり厳しそうだった。
代々木運動場のアイススケートリンクに行ったこともあったが、ここまでひどい滑り心地ではなかったと思うので、もし次回行く機会があったら、そちらに行ったほうがきっと良いと思われた。それと、靴が本当に足にあわないものを、ヒモをぐいぐいとしぼって無理やりずれないようにだけして装着する以外になかったので、本当に拘束具のようであり、疲れることこの上なかった。毎年行くつもりなら、マイシューズはあったほうが絶対に良いと思う。
4時閉場だったが、2時間はいたようである。子供の国自体も4時半閉園となっており、広大な敷地なので、出口まで時間がかかるため、ややあせった。お花見の名所?だったか、そんな話も聞いた記憶があるので、またそのころ訪れるのも良いと思った。