時々立ち寄る100均ストア。シーリングワックスは、封筒の封緘部分に貼りつけるおしゃれアイテムであるが、もちろんそんなものを使ったことは一度もない。が、これでもか、というくらいに作成セットのパーツを並べまくっており、ワックスのカラーで気になったものがあったので、試しに買ってみた。以下はその感想である。
ローソクは、自宅に置いてあったものに点火してヒーターの下に入れたが、ゆっくりとした加熱である。ワックスの溶け具合が大変ゆっくりで、とけた後も粘っこく、泡立ちもかなり多い。それを一度目に型に入れてスタンプを押しても、中の気泡が大きいせいであまりうまくいかなかった。失敗だと思ったそれをもう一度溶かしなおすと、次は良い出来上がりとなる。(2~3枚繰り返し)
溶かす前のワックスは薄いはちみつ色だが、シール出来上がり時は焦がし色の入った飴色になる。おいしそうに見えなくもないのだが、ワックスを溶かしている間、ダイオキシンが出ていただろうか、プラスチックの焦げる系の良くない匂いがしていたと思う。
出来上がり品。 |
工夫の上の出来上がりはまあまあだったが、一度目の溶解では絶対にうまくいかないこと、加熱時に出る匂いが有毒性のある感じのよくない匂いであることが、まず問題である。さらに、溶解皿(取っ手付き)にべったりワックスが溶け残ってくっついてしまい、さらに裏側にも真っ黒なすすがついてしまい、再利用する気もおきない。なので、一度きりのお遊びかなあ、という感じである。