老人と言えばテレビ。そして、それを見てやりたがるのは、テレビショッピングの通販の注文である。ホームの母は当然外にも出れず、体は動かず自力で外にも出かけられないし、テレビを一日中つけてみている以外にない。
そんな中で、最近3件ほど対応をした。
二つは、払込票が届いたのを自分で支払えないから、代わりに母のお金で払ってきてほしい、というものだった。が、最後の一つは、注文していないのに商品が届き、払込伝票も入っていた、ということ。
初回おためしは500円、というのをやりたくなって購入したそうだが、次回注文はしていない、というのだ。届いたそれを渡され、電話番号が書いてあったのでかけて問い合わせたところ、初回の注文時に、みなさんには次回分をお送りします、という説明をさせていただいています、というオペレーターの回答であった。
母はそんなことは聞いていない、という。どちらかが誤りである。証拠もないのでどちらにもそれは言えないのだが、返品には応じてくれるとのこと。
配達の追跡ができる方法で返送してほしい、ということだった。仕方なく私が引き取ってから、送り返すことにした。
母には、自分で後始末のできないことは、絶対にしないこと!テレビショッピングには、二度と電話しないこと!きつく言い伝えておいた。
(言いたいことを言える最大の相手は現在、私以外にいない。が、話を聞いてあげる姿勢を見せるほど、パーキンソンのために非常に聞き取りにくくなってしまった小声で、ごちゃごちゃごちゃごちゃと言ってくる。大事な意思伝達をするときは、母には余白を与えることなくダイレクトに言わないとこちらが疲弊するため、一方的にならざるを得ない。)
それでも物忘れが多く、言われたことを守れないことが多いので、今度あったら携帯電話を没収する以外にないのかもしれない。
