2018年8月21日火曜日

健康や寿命の話

 子供との話題が、老眼から始まり、年齢などの話になった。何歳から変わった気がするかというので、それはやはり、10歳刻みで何十歳代、というつぎの代に移ったときに、ちょっとショックというか、年を取ったと感じると返事をした。

 もちろん30代、40代で大病を患う人もいる。
 そうではなくても、ぎっくり腰をしたり、五十肩をしたりと、大きな病気ではなくてもなんらかの不調に見舞われ、体操や伸ばし方の工夫で重症化させないようにするも、やはり完全には治らないと感じるのが、歳をとるということではないか、という気がする。そして、そうこうするうちに、他にも不調が増え、外見も衰え、肉が下がり、おじいさんおばあさんになるのだと。
 
同じ時期に植えたのに、発育が個体ごとに、かなり違う。

 例えば育てている多肉植物にしても、全部発芽はしたものの、発育力も違うし、あまり大きくならないうちに葉っぱが枯れてしまったりと、うまく育たないものもある。だめなものは、仕方なく間引いて処分した。が、それを考えると人間も同じ生き物なので、ある程度医学の力でサポートはできても、うまく育たなかったり、途中でだめになってしまったりするのは、自然なことである。
 
 つい、今日は深いことを子供に(後ろから聞いていた母にも)言ってしまった。「みんながいつまでも元気で長生きしたいと思うけど、人間だって生き物だから、個体差があるでしょ。そこの植物じゃないけど、全員が最後まで、元気とは限らないんだよね。」
 早くに病死した父のことや母の現在の病気のこともあるが、子供への心配や身内の病気への心配などもあり、ふとそんな気持ちになってしまったのかもしれない。