2018年9月5日水曜日

8月27日のゲリラ豪雨で

 道路冠水するほどの豪雨に加え、落雷で停電も起きたため、排水装置が停止し、ガレージと物置部屋が床上浸水してしまった。

遠景からだとこのような風景だったらしい。

 消防車に排水をお願いし、それでもダメな低水位の排水は、日を置いて区役所に頼み、掃除機型の排水機で水を抜いてもらったり、車や置いていた家財道具や建具、室外機が全てダメになってしまい、レッカーや修理依頼したり、大量のゴミになった道具の運び出しやら分別、保険会社への届け出、消毒依頼、ショートした電源の改修工事と建具の付け替え依頼などで、てんやわんやとなった。

 比較的近距離の親戚もやってきて、家主が体の動かない母なので、余計にああしないといかん、こうしないといかんとなり、トップダウン式指示のもと、私と兄が母の代わりに働いた。

 雨の上がった後日の炎天下でゴミ処理をするのもなかなか大変で、なるべくゴミの日に出せるよう分別すべく、45Lの袋を使って2時間ほど作業した。あとで鏡を見ると、熱中症寸前か、トマトかスイカのような自分の真っ赤な顔が見えた。

 罹災証明書を区で発行してもらい、清掃局にそれを見せればゴミを運んでもらえる、というのまではよかったが、電話してからが面倒であった。
 どのくらいのトラックを用意したらよいかを決めるため、ゴミの種類や分量をきちんと伝えてくださいとのこと。メジャーを持ち、ひとつひとつバカ正直にすべての寸法を測り、品名と共に記録した。その数50点くらい。(それとは別であるが、保険会社には、メーカー名まできちんと伝えないといけないらしい。)
 暑い中、夏バテする暇もない。

 車のレッカーをする段階で、レッカー車とつなぐための部品が車についていなかったので、来たその日にやってもらえなかったというグダつきもあった。ごみのガレージ運び出しはそれが終わらないとできない、消毒作業はゴミが減ってから、という段階を通さないと進まなかった。

 浸水から毎日、親戚やら業者やらが入ったり出たり、自分も駆り出されたりで、なんやらもうこんな大変な思いはこりごりだと思ったが、少しづつ作業がまとまっていけば、もう少しなんとかなるのだろうか・・。

 そして、一番不快なものは、浸水したときに下水もまじってしまったらしく、水が引いた後にもずっと匂っていたトイレ臭であった。先週末、親戚主導のもと、水をかけて流し作業をしたにもかかわらず、匂いがとれなかった。
 ボットン便所とか、田舎の和式便所を思い出すような、あの匂いである。ドアで仕切れはしたが、あけるとすぐにわかる匂いだったので、早く解放されたかった。そして今日、ようやく、区役所から頼んでおいた消毒業者に消毒をしてもらった結果、その匂いは今のところ消えたようである。

 明日は、新調したばかりなのに豪雨でダメになったエアコンの、室外機の修理が来る予定である。