2019年11月26日火曜日

ごにょごにょが苦手に

どうしてもタイミングの合わないときには、パーキンソン病のためにすっかり声が小さく聞き取りにくくなってしまった母の言葉は、適当に流すことにしている。

1.きちんと聞かないと聞こえず、聞き取るのに時間がかかる。

2.母はアスペルガー症があるため、時や場所に合わせられず、1からずっと最後まで説明しないと気が済まないため、「話を端折ってわかりやすく説明する」というのができない。

3.こちらは本当は好意を持って接したいが、それをやってしまうと・・あまりに物事のとらえ方が違う結果(母がものすごい異常なエネルギーでどうでもいいことを全力でとらえてこちらに発信する、と言えば伝わるだろうか?アスペルガーの一点集中力はものすごい力を持つのである。)それを1から話されてしまうと、こちらが疲れ切ってしまう。

そういった複雑な事情のため、出かける前や家事雑事を行っている際にごにょごにょ声で何かを言いかけられても、把握するための聞き取りエネルギー、それに応えてやってあげるエネルギー、実はそんなことは後で聞いてもいいことだったり、どうでも良いことだというのがしょっちゅうあるせいで、その結果がくっ、としてしまうエネルギー。どれも使い損としか言えない残念な結果になる可能性があるため、基本、やむなくスルーすることにしている。ちゃんとやってあげたいのに、そうしてあげるとものすごくこちらが疲弊してしまうので、いいかげんに対応せざるを得ない残念さ。

今日は、予約したバスに乗る用事があったのだが、運転手さんがマスク越しになにかゴニョゴニョ、と必要事項を説明してくださったときに、母とのやりとりが出てあー?ハイ。と適当に聞き流してしまった。(降りるときに聞き直して解決)

イメージ画像です