2019年12月17日火曜日

東京ミネラルショー


氷をモチーフにした和菓子(寒天と薄い糖衣で作られたお菓子)のような美しい結晶たち

 池袋サンシャインの文化会館で展示されていたので見に行った。土曜日の昼間に行ったら人・人・人で、見るのに一苦労した。
 小さいものは、指輪やイアリングの先につけるような小さなルースから、大きなものは、数十センチ以上のものまで、海外からいらした業者さんもたくさんおり、全部は到底見切れないほど多くの出品があった。

 それにしても、ちょっといいなと思って手にとると、大した大きさでもないのに万円単位のため、なかなか手が出にくい。気楽に買えるのはまずは2,3千円と思うと、これでほしいものは本当に、ない。

 お店の人とお客さんの会話が耳に入ると、なんとなく聞いておく。店の人:「こういうの、メルカリとかに出品すると結構売れるんじゃないですか?」差額で利益を得る話である。そういうのが好きな人はいいのだが、転売業者として自分がやりたいかというと、やりたいとは思わない。

 値段と品質がなかなか釣り合わないので、何も考えないと、千円もしないクォーツやアクアオーラ粒くらいしか買えない。
 安くないものを買うには、指標が必要になる。「本当にここでしかこの値段で買えなそうであるか」もしくは、「こういうものが欲しかった」「他に考えてもなかなか代替品はなさそうである」などの、きちんとしたビジョンである。
 見物はレクリエーションとしてとても面白いが、いざ買うとなるとお財布と相談となるのでとても難しい。