2020年10月23日金曜日

認知症になる前の症状か

 亡くなった祖母は、認知症を発症してから2~3か月後に亡くなっている。

完全発症の前に、やはり、妄想のようなものが出てしまい、真夜中にハッ、と起きて、階下が火事だ!!と思い込んで騒いだり、などがあったようである。


 叔母に関しても、本格発症前にやはり幻を見始め、ホームに入った私の母が、明け方ごろになると度々叔母の寝室に現れるのだ、と大変不気味なことを言っていた。その時は認知症傾向だということはあまりわかっていなかったので、どうしてそういうことになるのか、相談された私にもよくわからなかった。

 もしかすると生霊かもしれないし、叔母がホームに入った母を気の毒に思いすぎて幻を見てしまったのかもしれないし、とにかく気になるのなら、本人が生きているのだからお祓いもちょっと違う気もするので、その幻に話しかけてあげたらいいんじゃないのかな?と、これまたどうしていいのかわからないような回答をしていたのである。


2020年10月22日木曜日

身内の認知症

  叔母が認知症を発症してしまったようだ。

 去年の夏に、従弟が叔母を連れて一緒に三茶のキャロットタワーに来て、一緒にランチをした。久しぶりに会って話ができたのは良かったのだが、こちらのする話への呑み込みが非常に悪く、とても理解力が落ちてしまっている様子であった。それに加え、叔母の話の中で、勝手に途中から主語が入れ替わって違う人の話にいつのまにか変わっていたり、時系列がいきなり変わってしまっていたりと支離滅裂感が増し、話をするのに疲れるなあ、と思っていた。それを指摘すると、「こちらはもう歳なんだから、頭がきちんと働かないのよ。そこは大目に見てよ」と笑いながら返されてしまったが・・。とにかく叔母は大変話好きで、私と話していると楽しいわ、また話しましょうよ、(こちらの母親の話にも、いろいろ花が咲いてしまうのもあり)ととても喜んでいた。


 そのあともメールをもらったりはしていたが、話の呑み込みが悪く、自身の話も伝わりにくくなっている叔母への対応に、少々疲れてしまったので、早く切り上げようと思ってじゃあね、みたいに簡潔に済ませようとすると、様子がなんかおかしいけどどうしたの?とひどく気にして聞いてきたり。 あまりの面倒くささに、もう、いいから!みたいになって電話を終わらせてしまったのだが。

 そのあとに、股関節の不具合のために叔母が手術をしたらしいのだが、様子を聞くためにこちらからメールをしたところ、認知症を発症したので携帯を使わせていないという従弟からの代筆。前々からすでに、認知症傾向はあったものの、普通の生活をしていたが、股関節手術や入院をきっかけに本格発症してしまったらしい。というわけで、叔母も、ホームに入所してしまったそうだった。

 叔母は、二十数年前にすでに脳卒中で右半身に麻痺が生じて体に不具合が出てしまった、旦那さんである叔父の面倒を見てきたが、私は必ず叔父よりも長生きしてやるんだから!が口癖の叔母だった。(先に死んだら負け、ということ?面倒を見ていることが大変ストレスで重荷だから、早く解放されて悠々自適に暮らしたい、ということだろうか。我慢、我慢、の毎日だったのだろうか。)名前も顔も伏せているからここまで書いてしまったが。

 が、認知機能がおかしくなって、死んだ人を生きているかのようにとらえたり、なにやら言動がおかしくなってきたと、いう従弟からの報告だった。叔父のほうはというと、不自由な体ではあっても意識はしっかりしているので、介護保険でいろいろと身の回りの世話をしてもらいながら暮らしているのだとか。


2020年10月19日月曜日

久しぶりの和菓子

 

 レンジアップという超簡単な調理方法ながらも大変においしく食べられるおかずがまた食べたくなって、それを買いに行ったのだが(成城石井)、レジ近くでみかけたのでこちらも購入。



 右はパリパリ糖衣のついた薄氷寒天(琥珀糖)。寒天は、スイカ、ブルーベリー、マンゴー、メロン、ピーチ、と様々なペーストが入っており、味わい深く楽しめるので飽きの来ないおいしさで、食べた後で買ってよかったなあと、感心してしまった。

 左は求肥もち。しろ・黒糖・ゆず・梅味に分かれている。事情で少々ストレスがたまってしまっていたためか、気に入っている「ゆず」ばかりを一気食いしてしまった。残りはぼちぼち食べようと思う。

2020年10月12日月曜日

リャド原画展が開催されていたので

紫やピンク、黄色、青が印象的で、光と影の表現も素晴らしかった。

 たまたま「ワールドポーターズビル」に入った通りすがりだったのだが、展示会場の所を通ってなんとなく見ることになった。

 受付の人に携帯を提示している人がいたので、予約が必要かもしれないということでスマホで参照したところ、その場で予約番号をとれたので入場した。入場料は無料で、会場はどちらかと言うと展示即売会的な感じであった。

 画家は、ホアキン・トレンツ・リャドさんというスペインの人で、1993年に47歳で大動脈瘤のため急死したらしいが、人気のある画伯のようで、一点十数万円~数百万円、という高値のものまで展示・販売されていた。絵の右下に、売約成立札がいくつか貼られており、それが多いものは良く売れているのだろう。

 その日は吉方位取りと行楽を兼ね、横浜レンガ倉庫あたり周辺を目指して訪れていた。レンガ倉庫周辺の夜景はとてもロマンチックでやはりカップルが大勢いたが、人が集まる場所の人口密度は、東京よりも神奈川県のほうがずっと高い、と改めて感じた。ショッピングモールの込み具合も神奈川のほうが上だと思う。

 コロナはインフルエンザ同様にウィルスで、冬にまた猛威を振るいそうである。そのため、冬になってきたら、人混みを極力避けた生活をまた送らないといけない。

 (追記)リャドwiki的なもの

https://www.artvivant.net/artists/liado/


2020年10月2日金曜日

横浜トリエンナーレに行ってきました

 よほど前もって行こうと思っている展覧会以外は、積極的にたくさん行こう、というふうにはなかなか考えられないでいるが、現在の各展覧会ではコロナ対策として、入場人数の制限のための完全予約制や検温、消毒などが行われているようである。

 こちらには世界中のアートが集まり、オブジェだのも多く、なかなか楽しめる。2001年に初観覧して以降、3年おきの開催のため、都合が合えばなるべく観たいと思っている。

 個人的感想だが、やはり、コロナの影響は出ていると思う。なぜかというと、アーティストがほぼ?アジア勢や国内のものばかりだったのではないか、という印象で、欧米のものがかなり少なかったような気がするからである。全体的な作品数もおそらく少なかったと思われる。そして欧米チックな雰囲気も大好きな私からして、今回はひどく物足りない感じがした、と思ってしまっている。第二会場もエビのテーマにしぼった展示物のエトセトラ・・、などといったものもあったが、会場全体、アイデアや造りの雑な感じのものもあり、もしかしてコロナのために作品が多数来日できず、間に合わせで作ったのではないだろうか??と疑わせてしまう感もあった。

 とはいえ、あるもので最大限楽しみたいのは山々なので、一生懸命見物した。その中から一部、掲載したいと思う。(第一会場メイン)


こちらは第一会場の目玉作品ともいえる、壮大な吊り下げ型アートできれいである。


うわぐすりをかけた、光沢のある陶器のアート。




大きな展示物で座ることができる。そばに行くと、手を消毒殺菌してから座ってください、と声かけされる。


透明プラスチックキー。


大型の吊り下げオブジェ。


美しい、みなとみらいの夜景。