2023年1月14日土曜日

六本木クロッシング2022展(森美術館)

 

この上下の人面球というのか、回転しながらいろいろな顔が現れるのだが、その会話がまた大変ベタな内容というのか、聞いていて「しょうもない」気分にさせられる。それもアートとして演出なのだろうか。あまりよくおぼえていないのだが、どれかの顔が、「ねえ。私のこと、好き?」と他の人面にたずねている。は??このシチュエーションでそういう会話するの?という唐突もない会話の投げかけに、会話を真面目に聞こうとするほど、バカバカしい気分にさせられていく気がする。質問を投げられたと思われる人面も、質問に対する答えがずれているというのか、しょうもない感じの答えを投げている。会話を真面目に聞けば聞くほどあほらしくなる、という演出なのかもしれない。

赤紫色のドラゴン?の顔は、ドラクエのキャラデザインをした鳥山明の描いたドラゴンにそっくりである。


通路の途中から見えた夜景。