2020年9月8日火曜日

結局、今年も家にたくさんの生き物が(その1・ゴキブリ)

  今年一番のショックはやはり、ゴキブリ。先日の小さなものはあまり怖くなかったが、大物に最近遭遇してしまった。おそらく、エアコンダクトから入ってきたものと思われるが、登場の仕方がひどい。部屋に入ると暗がりの中、大きな「蛾」のようなものが頭をかすめて飛んできたので、とっさにワッ、とよけた。が、振り向いてみてみると、かの虫がドアに張り付いていたのである。すでにオール生き物駆除用となった電撃ラケットをガン、と上からかぶせ、捕獲したらトイレに流す、ということが定番になっている。

 どうしてGが人に向かって飛んでくるのか調べたら、滑空して着地できる地点として人を選んでいるということらしい。ということは、天井をつたって這っていたのか。が、追いかければ逃げるのに、どうして人を避けて飛ばないのか。こちらを生き物として認識できないほど目が悪いのか、ただのバカなのか。あまりのふてぶてしさに敵意を感じる。

 見た目が黒く、大きく、常軌を逸した這い逃げるスピードのすごさ。足にも硬そうな毛がびっしり。そして見た目の不気味さに加えてどこにでも入ってくる点、食欲旺盛で水分とエサを求めて常に侵入のチャンスを狙っている。一匹見かけたら100匹いると疑え、と言われる繁殖能力。夜行性で夜に活発化するので、こちらが疲れてきた時間帯に元気に出没する。何にでも群がるため、いろいろな菌やウイルスを持っている可能性があること。全部気に入らない。

なのでもう、見かけたら即、殺すことになっている。移動しにくい物陰の場合は、殺虫スプレーであぶりだしてからラケットで捕獲し、万一のために置き型の毒餌もまいておく。

 ドレンホースの先に虫侵入防止用の栓をとりつけ、エアコン本体の上にも防虫剤をのせておいた。どこまで防げるかわからないが、無防備だと、加湿器を多めにつけると入ってきたことが今回を含め二度あったため、夏場の加湿は、要・注意である。小型のものを自分の顔のそばだけにするなどした方が良い。

ゴキブリのイラスト。リアルに上手に描くほど嫌悪感がわくだろう。