2020年9月6日日曜日

さようなら、としまえん

入口ゲート


ミステリー・ゾーン内を走るミステリーカー。

 

遊園地の定番、メリーゴーランド。カルーセル・エルドラド

 中学生時代に主にお世話になった、こちらの遊園地。ディズニーができるまではとにかく、遊園地と言えばとしまえん、という存在であった。プールは世界初の流れるプールができた場所だったらしいが、プールはとにかく「イモ洗い」という混雑状態がいやで、こちらはほとんど利用しなかったような記憶である。

 そうこうするうちに、8月末での閉園が決まってしまった。コロナもまだ落ち着かない状況の中、行こうという気がなかったのだが、たまたま見てしまった「としまえん」というホラー映画の影響で、としまえんの存在感が強まってしまったのもあり、8月の下旬に予約券を購入して入園した。

 お化け屋敷、ミステリーゾーン、その他乗り物にもいろいろ乗りたかったのだが、なにせ1アトラクションにつき閉園前ラッシュのために40~50分待ちもざらにあって(メリーゴーランドはもっとひどそうで、2~3時間以上並ばないと乗れなそうだった)閉園時間が7時という早さのため、酷暑を避けて夕方に来ようものなら、ろくに乗れない。と、いろいろ融通のきかなさに不満を感じながらも、としまえんの最後を楽しんできた。

 土地の一部が避難区域となり、残りがハリーポッターのテーマパークになるらしい。思い出の施設が閉鎖となるのはさみしいが、今となってはやや子供向けの遊園地であり、足も遠のいてしまっていたのは確かだった。開園する3年後には、ハリポタ人気もかなり落ち着いているかもしれないが、混雑さえしなければまた、訪れてみたいと思う。