叔母が認知症となり、旦那さんである義理の叔父が半身不自由などの理由もあって、従弟がホームに入所させたのは去年の春のことだったが、入所前にもずいぶんおかしなことを言っていた記憶があった。
明け方になると、ちょくちょく私の母(存命中)が枕元に表れて、後ろを向いたまま何かを言いたそうにしている、という不気味なことを言っていた、というのはこのブログに書いたと記憶している。死んでもいない人がそんな風に表れるのは、生霊かもしれないし、話しかけてあげたら?という提案しかできなかった。が、それも認知症による妄想のようなものなのだろう。
従弟によると、アルツハイマーと、レビー小体型認知症のどちらも入っていて、年月とともに必ず進行してしまうものらしい、という医師の診断をうけたということ。
2か月ほど前だっただろうか、朝の7時ごろにいきなり叔母が電話をかけてきた。(従弟は叔母の言動がおかしいから携帯は取り上げた、と言っていたはずなのだが、また渡したのだろうか)
朝の7時に電話がかかってくる、というのは尋常ではない事柄だが、私の母が叔母に、深夜3時くらいに電話をかけてきたのだけど、何を話しているのかわからないから、私にかけたのよ、と言ってきた。
そんなことで朝の7時(寝てます)にそういうことをするのはおかしいわよ、とすぐに指摘をすると、なぜかいいわけがましくなって(従弟も指摘)、年取るとそういう感覚がわからなくなるのよ、と。いやいや・・そうじゃないでしょ。
後で母に確認したが、もちろん深夜3時に電話はしていないということ。実は以前、母には、深夜3時ごろに電話をこちらにかけてきたという前科がある。そして本人は全くかけた記憶がない、ということをやらかしているため、発信履歴もチェックさせた。姉妹そろってなんだかもう、な感じである。
電話事件とは別に、母が叔母から聞いた話、というのもある。叔母はホームから近々退所して家に帰り、普通の生活に戻るのだということ。その代わりに、ご主人の義理の叔父がホームに入るのだ、と言ってるのだとか。
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認知症で一人だと危ないのに、どうしてそうなるのか。もちろん、叔母の妄想だと思う。面倒なので従弟には確認していないが、それからというもの、そんな話はどこからも出てこない。