2022年9月6日火曜日

地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング その3 いろいろ

 



外からの撮影のみOK。中は、手前の線まで入れる。両側の壁は、ロウでできているのだろうか、なにか香料の匂いがした。不思議な感じの空間が広がり、なんとなくボールなどを転がしたくなるような廊下となっている。

こちらの白い陶器は、上部がすり鉢状となっていて、そこに毎日、本物のミルクを注いで入れ替えているのだという説明であった。その手間は本当にご苦労様ですと思うが、ミルク、という感じが良く出ている置物であった。(題名も確かミルク、のついた題名だった)








睡蓮の花の咲く池、を連想させる。






騎乗している女性の表情もキリッとしてかっこいい。炎のようにたなびくオーラのようなものが、作品の力や美しさを引き出している。

ぱっと見肩車かと思いきや、一台のソファを使って上下に座り、うまく連なりを表現している。小悪魔的な表情と白塗りの肩や腕がなまめかしいが、三姉妹(下から、しっかり者の長女・自由にあこがれる次女・天真爛漫な三女)か、三位一体の妖女のような不思議な感じがする。


二点が対になった一作品のようであるが、こちらは上のものの経年後の姿を描いているようである。老いさらばえて山姥のようになった3人。長女は疲れて眠りこみ、そんな長女に次女が手を添え、三女は相も変わらずマイペースな感じで糸切りに興じる、といったところだろうか。