2024年10月28日月曜日

本日は、投票日でした。

 


投票後に、駅前ビルのイタリアンに立ち寄る。

 事情により住民票と現住所が違う私は、娘の投票に付き添い、会場となる小学校に同行した。思えば二十代のころ、選挙に行ったことは一度もなく、それは父も母も選挙に無関心だったからだろうか。実家でそういう話になったことも一度もなかった。父も亡くなり母もホーム入居、実家というものの存在は果てしなく小さくなったが、そんな話をしながらも、娘には社会にも目を向けてほしいなと思ったのだった。

 常日頃のものの考え方により、どうしても娘には自分の考えを吹き込みがちになり、自分の気持ちをかなえておいてね、的にコントロールしてしまっている部分もあるかもしれないが、自分なりの考え方は言っておいた。これも年を取れば、自分でものを調べたり考えたりするのかもしれないが、今の娘はと言うと、私の入れ知恵のようなもので動く部分も多い。昔若かった自分も、今から見るとものすごく母の影響を受けまくっており、残念だった部分も数多い。娘も自発性が少なく頼りないが、いたしかたない。

 政治と経済は切り離せない。経済政策を決めるのが政治だからである。消費税は来年、今後の国防費の増加により、15%にしようという政府内での議論が進んでいる、などといったネット情報もどこかで見かけた。また、800万人ほどいるベビーブーム世代である団塊の世代が、2025年に一斉に75歳以上の後期高齢者になるにあたり、膨大に医療費が膨れ上がり、社会保障費も莫大に増加するため、全部国民の給与からの天引き額が増大する、といった「実質増税」もおきる、という話もある。それは、戦争インフレが進んで景気が悪いところにもってきて、国民の貧困化がさらに進みそうなおそろしい話である。どんどん生活が苦しくなるのである。

 そんな中で、どうしたらいいのか。できることを考えて、少しでもどうにかしたいものである。


2024年10月25日金曜日

母からの電話は着信拒否

 


ケンカして仲が険悪になったというのではない。ホームにいる親が、きちんとした対応ができなくなっているためである。

 もうずいぶん前からなのだが、こちらの生活もあるのだから、この時間以外は電話しないでほしい、と言ったことがあり、少しの間は気を付けている様子なのだが、やがて、言ったことを忘れて何事もなかったかのように自分のペースで電話をかけてくる。

だから、前に言ったよね、と言っても、すでに覚えているのだか忘れているのだかわからない様子となっており、こんなやりとりは何度も起きてきた。

本人にはことわりを入れてから、着信を拒否設定にした。それでもショートメッセージはかかってきた履歴として入ってくるので、都合の良い時間にこちらからかけ直すだけである。

 兄からメールで同じことを言ってきた。仕事中や出勤前に電話されても困ると言って私に伝言を頼んできたので、母に電話で兄の都合のことを言った上で、兄には着信拒否設定することをたのんでおいた。

母の状況というと

 

画像は、イメージです。


 母がホームに入居してから4年半たつのだが、以前からパーキンソン病で自分の世話もかなり難しくなっており、現在は最大限の努力で立ってつかまり歩きで数歩歩けるが、まとまった移動は車いすとなり、基本的には日常、車いすに座っている。

 自らの声も病気がすすむにつれてますます小さくなり、相手に通じづらくなっている。そこにもってきて、最近本人の耳も遠くなってきたとかで、おとなりの方の話が聞き取りづらくなってきたため、こちらの声も相手の声も理解されにくいため、お仲間さんたちとの会話もしづらいそうである。

 そんな中でも日中のケアは時折来る(薬の配布、パッチ張替えや、トイレの世話、食事のお迎え、3時のおやつの配布、お風呂、マッサージやデイケアとしての肢体運動など)が、自分でできることはあまりなく、頭も衰えがちになるようである。本人はそういうわけで、一日ホームにおり、普通の人との生活からはなれているのと、勘違いや物忘れも増えてきて、いろいろ困ったことも起きている。

 電話を自分のペースで好き勝手な時間にかけてくるのもそうだが(何度言っても、一瞬改善するがすぐ元に戻ってしまう)、勘違いで物事も良く間違える。

 その日は一緒に買いものに行かれない、とこちらが言っているのに、電話の後、買い物に行くのだと思い込んでホームに食事のキャンセルを入れてしまったりと、やってしまうと困ることもやり始めた。(以後、私からホームに電話を入れてキャンセル申請することになった)