2025年5月19日月曜日

昔々、父と話していた話(宇宙の壁)

 宇宙に出てしまうと、どこまでも永遠に空間があり、終点はないという話になり、子供ながらにどうしてもその感覚がつかめなかった。「本当にどこまで行ってもずっとそのままなの?」ときいたところ、「じゃあ、宇宙のどこかに大きな壁があったりするの?」と父から言われ、確かに何もない方が自然だなあ、と思ったことだった。

そうなってくると自分の手には負えない次元の話だし、考えてもついていけないので、宇宙の果てのことなど考えずに結局、自分の星で自分の環境の中で良く暮らすしかないのだと思ったのだった。


(おまけ)画像検索からたどりついたこちらの記事は、ちょっとおもしろい。(虚構新聞) https://kyoko-np.net/2015091601.html

この記事を見て思い出した、本当の話。

実際に「量子物理学」分野の実験により、今自分たちのいる世界が、仮想現実だということがわかってしまった、というのは事実だそうなのである。観測者の視線が入ると初めて、量子が並びなおす、といった奇妙な現象が起きるらしい。

量子は普通に検索すると「原子や電子、光子などの、極めて小さな物質やエネルギーの単位」で、世間一般的な法則とは違う世界の法則の中にあるようである。