2026年1月7日水曜日

マリソール(ところミュージアム展示品の作家)を深堀り

その黒ずんだ顔を見ても、不気味な笑顔だなあとしか思えなかったのだが、なぜかその女の人の顔が印象的だったので、もらったパンフレットで作家名と作品名を確認した。(marisol escobar作 私の母と私)

まずは、マリソルの作品。木彫りの素朴な作品も多い中、おしゃれ感あふれるポップアート作品もある。

マリソル、ラ・ビジタ(訪問)、1964年。木、石膏、革、その他の素材、152.5 × 226 × 126 cm。ルートヴィヒ美術館、ケルン / 寄贈 Sammlung Ludwig 1976. © Estate of Marisol なぜかこちらの少女も仏頂面なのだが、母娘関係で感じていた気持ちか、何が背景にあるのかはよくわからない。

 

Party



作品とともに撮影、若き日の作者か。母は、曇りのない満面の笑みで笑っている一方、子供は表情に怒りが感じられる。これは、作者が11歳の時に自殺した母親への、無意識な糾弾の気持ちの表れではないか、とも思ってしまう。「なんであなたは常に笑っていたの?私には何も言わないで、なぜ死んでしまったの?」という思いがあっただろうか。そしてこの母は、何かに適応しきれない自分の本当の気持ちに背を向けて無理を続け、良い妻・母親でいようと自分の気持ちを殺し、外界への外面を取り繕い、「ほら、私は幸せよ。」と自分や自分以外にアピールしたが、最後には心が破綻してしまう。(という勝手な分析をしてみた)

作者マリソールについてのWikiはこちら。(設定で日本語訳可能)https://en.wikipedia.org/wiki/Marisol_Escobar