2020年7月17日金曜日

めだかの話


 ちょうど1年ほど前に、二子玉川の園芸品店の軒先で、コーヒーショップによくあるような大型のプラカップに入れられて、二匹500円で売られていたものだったが、夏の風物詩として家にちょっと置いておきたい、と思って購入したのだった。
 自宅マンションが狭い(自室がない)という理由でよく実家に泊まりに来ていた兄が、二匹で500円はないだろ!ばかばかしい。高い!地元のペットショップだったら200円くらいだ!とやたらとケチをつけてきたものだった。しかも何度かメダカの話題になると二、三度ケチをつけられる始末で大変うっとうしいものだった。

 だから、そういうものではないのである。金額の張るものだと、他と比較検討して購入しないといけないのだが、たまたま目にしたものを、ジャストタイミングで購入しただけなので、それを不服として他へ買いに行く、といったほどのものでもないのだ。(そもそも、兄の地元ペットショップなんぞ元々知らないので、買う前の比較検討もやりようがない)