子どもが行きたいというので、急遽行くことにした。
最寄駅から出ているバスに乗ろうとしたら、乗り場が複雑で、違うところで待ってしまっていた。そのため乗り遅れ、タクシーで急いで中継バス停へ向かい、そこから遠距離バスで箱根方面へ向かった。
タクシーをおりてから高速道路へと通路道を歩き、中継バス停らしきものにたどりついた際も、本当にここでいいのだろうか?という不確かさなどもあって、かなり不安な感じもした。バスというのは、座って景色を楽しめるのは良いのだが、難しい。バス停の場所もわかりづらかったり、1本乗り遅れると1時間遅れることもあるのが、余計に困難さを増している。
中世風の建物が並び、雰囲気は出ているが、中に入れないものが多い。 |
門扉もおしゃれである。 |
こちらも中には入れないのだが、中にも入れるようにして、ヨーロッパの古民家風ショップや喫茶店?にしたら、観光的に大いに盛り上がり、もう少し商業施設として成功できたのではないだろうか。製作サイドの工夫・勉強不足、深みの足りなさもあったかもしれない、というと厳しすぎだろうか。 |
ベルサイユ風な外見だが、やはりただのハリボテ。 |
一見おしゃれなお花・雑貨屋さんかと思いきや、奥は男女トイレで、遊び部分の物足りなさが。 |
かわいらしい外観の建物が並ぶが、多くが外側だけのディスプレイ。 |
多くの建物がきれいでおしゃれな外観だっただけに、メイン展示場と、お土産屋・トイレ以外は中身は何もなしで入れない、というのがかなり残念な感じがしたのだが、3月末をもって閉館してしまった。
星の王子様の本は以前、なんとなく読み流してしまったが、こちらの原作者・アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリと重ね合わせてみることで、やや見解が深まったような気がする。星の王子さまは、作者の分身のような存在であったかと思う。
原作者は、貴族出身の飛行機パイロットで、最期は戦時中の洋上で?飛行機に乗ったまま消息を絶った、とされていた。が、後に、撃墜されたことが判明。撃墜した人は、星の王子様を書いたサン・テグジュペリだとわかったとたん、飛行機に乗ることを永久にやめてしまった、というエピソードがあったようだった。
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帰りのバスに乗るまでに少し時間があったので、そばのコンビニでつまみ食いのスナックや飲み物を買って、近所を散策。
リゾートマンションやスパの建物がならび、良い景観であった。
遠距離バスなので、帰りのバスの時間帯もチェックして慌てて出たが、帰りのバスも、出かける前に予約購入しておくことがおすすめであった。道中、急いでネット購入をして間に合ったが、かなりの割合で座席が埋まっていた。それをしない場合は、通常の市営バスで小田原方面(だったか)に向かうなどして帰る方法もあるようであるが、電車乗り継ぎも面倒そうである。高速バスは、自宅最寄り駅沿線の比較的近い駅まで歩けるバス停で降りて、帰宅した。