2020年8月7日金曜日

恐怖を具体化

 コロナ関連のこともだが、米中の不穏な空気、国内だと首都直下地震、南海トラフ地震、火山噴火のおそれ、いろいろな不安要素が漂ってきてしまっている。動画サイトを見ていると、しまいには過去の歴史を振り返ると、感染症(スペイン風邪)のあとは大地震(関東大震災)、そして戦争(第二次世界大戦)の順番に襲ってきたから、今度ももしかすると同じようにセットで襲ってくるぞ、と言い出す投稿者すらいる。

 過去がそうだからと言って、今度も同じだと決めつけるのもどうかと思うが、不穏な空気や心配はぬぐい切れないし、何が一番困るかと言うと、対策が何もとれないことである。

 普通の住居内での生活は、ライフラインもなく生き延びられない。昨今の猛暑のせいで、エアコン一つ、ないだけで生命にかかわってしまう。食料の供給もだが、水道・電気が止まってしまうのも、かなり恐ろしい。(着るものは数年はもつが、供給がないとやがて擦り切れてボロボロになる。)

 そこで、天然の物だけで暮らすという生活を想像してみた。山、川、海などのそばに住み、夏だけは日中水につかりっぱなし?で涼み、農作物を自分でつくり(ギリシャのどことかの人が、非農家だがじゃがいもとトマトは完全に自家製だと言っていた)、家畜を飼うか漁に出て、綿花を植えて綿を紡いで?糸を作る、織物を織る、といったところで当面の避難生活は完成しそうである。(家の建設はどうするのか、虫や病原虫対策はどうするのかなど、問題はほかにありそうだが省略)