その時期に猛暑の中、野外に出るだけで、「苦しい、つらい、暑い」と体が悲鳴をあげるのに、どうしてその中でますます体温を上げるようなことができるのか。小池都知事がTVで、この時期に東京で開催することに決定した時点で、暑いということも折り込み済みで了承しているはずだ、と、札幌への変更案を出してきたIOCバッハ会長に物申す姿勢を見せていた。そうなのだが、おそらく折り込み済み了承はしていなそうである。
いったん決めたことをかなり直前に覆すのなら、全責任を負ってもらいたいのは当然の希望だが、どうしてこの最悪なコンディションの気候について、もっと考慮しなかったのかという理由が、開催前の調査がかなり大雑把、適当でいい加減だったのかなあ、という気がしている。