朝のチェックアウトのあと、滞在していたホテルに有料で荷物を預かってもらっていた。今後の参考までに記録しておくが、自分が宿泊しなくても、料金を支払った場合はもしかすると荷物を預かってくれるかもしれないということ。
夜11時過ぎまでさんざん遊び、そして荷物を受け取って、次の宿に移動するはずであった。娘が宿はすべて手配しているのだが、場所を確認するといって私が二人分の荷物の番をしてその場を離れて探しに行った。が、途中で、トラブルに気づいた。なんと、宿のオーナーが、前の晩まで泊まっていた人と同じ人だと勘違いし、部屋を掃除していないことがわかったのである。つまり、部屋の準備ができていないため、宿泊ができない。完全に向こうのミスである。しかも、あまり悪びれていない態度だということ。
こちらが一生懸命にキャンセルをしたい旨申請しないと返金は受けられないシステムだそうで、不誠実な相手に振り回される不平等感を感じた。が、どうにか返金は完了した。そして、次の宿をこの深夜になって探さなくてはいけなくなった。道のやや奥に引っ込んだ、明かりの当たるところで、ひとまず娘が戻ってくるのを一人で待った。その間におじさんが一人、犬が一匹来て、おじさんは私がラインをやっているといなくなった。(私は別に、一人でさまよっているわけではありません・・。なので声かけないでね・・。)下手するとこれは、徹夜の野宿か??本当にここが、治安のよいところで良かった。
これだけホテルがいっぱいあるのだから、どうにかなるのかな・・、と思いつつも、そのオーナーのいい加減さに不満を言い合いながら、booking.comのことを娘が言い出したので、私はアカウントは持っているので探してみた。その晩のチェックインの期限が、夜の0時まででしか入力できないので(全部そうかはわからないが)、時間切れになると予約すらできなくなってしまう恐れがあり、本当にあわてた。どこかのホテルに入ってそれなりの宿代を支払って宿泊するのか、治安もよく日本よりかなり気温が高く寒くないので、安全な場所で、翌朝に乗る電車の時間まで時間をつぶすことにする方法もありなのか。
ホテルの場所はわかったのだが、そこのフロントに行くと、事務所は違う棟にある、と言われて移動。で、そこのフロント係の女性に予約の画面を見せると、オーナーにメールをするか、電話をしないといけないという。あわてて空メールだけ送ったのだが、返事はその場では、来ない。Booking.comにそんなしくみがあるとは知らなかった。(後日談)後日、ブッキングコムのアプリを開いてみたところ、メッセージのところに事務所の部屋の場所が記載されて入ってきていたので、もしかするとこちらを見るかすれば大丈夫だったのかもしれないと思った。
電話するといったって・・、下手をするとジョージア語である。え、なにこのシステム・・、と思ったころ、そばにいた宿泊客の男性が、自分が電話をしてあげるから、待ってて、という。そしてジョージア語?で電話をしてから、事務所の場所を教えてくれた。事務所の人は英語は話せていたので、どうにかこうにか、事務所の場所は聞けたかもしれないが。
そして、ほかの棟に行って、事務所に行くと、部屋の場所やキーの開け方を教えてくれたのだが、宿泊の部屋は、さっき出てきた方の棟だという。何回往復しているのやら・・。そしてどうして、宿泊棟と、事務所が、違う棟なのだろう。さらに言うと、宿泊代金は、クレカは使えず、現金のみであった。たまたま持ち合わせがあったからよいものの、なかったらどうしていたのだろうか。現金を用意しに行く手間がまた、そこで無駄にかかってしまったであろう。
とまあ、バトゥミではAirBキャンセルから不便な目にあったが、どうにかこうにかなった。
最初は寄ってきて、何かを欲しがっているのかと思って「No,no,no」と言って追い払おうとしたが、私が探索から戻る娘を一人で待つ間、そばに寄り添うようにいてくれて、しばらくしてから眠ってしまったようであった。(勝手にバフィと命名) |
![]() |
こんな、日本語の画面を見せても無理だなあと思いながら、予約番号をフロントの女性に見せた。すると、オーナーにメールか電話をしなさい、で終わってしまった。booking.comの仕組みをこの人も私もくわしくないので、メッセージ欄の確認をしていない。 |