ジョージアの危険性は、ウクライナとは黒海をはさんで反対側でロシアと隣り合っていることから、いつ攻めてこられるかわからないという見方がされているようである。また、EUに加盟することが初めの目標だったものの、それを目指していた元の与党が汚職まみれで失脚して、次の政党が与党になったところ、そちらはEU加盟反対派であったということ。で、加盟希望者である若者?を中心に時折デモが行われているそうで、12~13世紀のジョージアの有名詩人であったショタ・ルスタヴェリの名前をつけた大通りで、時折行われるそうである。
渡航にあたり、家族からも危険を心配されたため、参加していたオンラインコミュニティで、ジョージア在住日本人の方お二方につなぐことができたので、現地事情を聴いてみた。すると、治安のほうはもともと置き引きすら起きないくらい大変良い状況であることと、EU加盟予定がしばらくはないため、ロシアからはにらまれることはないこと、デモのほうも参加までしなければ、ただ歩くだけの行進なので、非常に穏やかで、危険性は低いということであった。
だからと言って、どの国に行くにしても100%安全とは言い切れないが、訪問した体感としては、人々はおだやかで、平和そうに暮らしている、というのが印象的だった。デモも一度も起きなかった。
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ショタ・ルスタヴェリ |